当社では、橋梁添架管の設計はすべてコンピュータで行っています。設計にあたっては設置場所の地形、気象、流量、材質、水管の距離、橋の強度などの条件により様ざまなバリエーションから迅速設計。
まず基本的な現場のデータ、橋梁のデータに基づき、凍結・氷結防止のための保温厚が決められます。また、強度計算のもとに材質、延長距離、型による重量も割り出され、水管を支持するサポートや空気弁、伸縮継手の数などが決定されていきます。
当社では、すべての工程を自社で責任を持って管理しています。それは実際の施工現場においても万全の体制で守られています。
工事においては、重要作業に立ち会うことは当然として、現場の工程管理から写真・書類管理まで、すべて当社自らが行っていますので、安心してお任せください。
1.河川法/法律 2.水道施設設計 指針・解説/日本水道協会 3.道路橋示方書・同解説/日本道路協会 4.水門鉄管技術基準/水門鉄管協会 |
5.鋼構造設計基準/日本建築学会 6.鋼管構造設計施工指針・同解説/日本建築学会 7.工作物設置許可基準/河川管理技術研究所 |
風雪による吹き溜まりや視界不良、路面凍結など、冬型の交通障害を克服するためのキーワードは「親・克雪」です。風や雪、地形など自然条件を研究し、自然の持つ力を熟知した上で逆にその性質を利用すること。当社では、まさにこの自然をもって自然を制するという発想に立ち、より効果的な防雪・防風柵の設置をご提案します。
より効果的な防雪柵・防風柵をつくるためには、その土地の地形はもとより千変万化する気象を正確に把握しなければなりません。
まずこうした厳密な調査により得られたデータに基づき、現地の状況(地形・気象など)をモデル化します。次にその地形、気象などの各種条件を考慮し、これまでの経験とアイディアから、いくつかの防雪・防風柵のモデルが作られます。
各モデルは風洞模型実験などにより、限りなく現地に近い状況の中で厳密な検証を受け、更に追跡調査・シュミレーションをくり返すことでいっそう精度を高め、より整合性の高い確実な設計が実現されます。
防雪柵を設置する場合、その柵の使用目的及び設置条件を基に検討しなければなりません。
その際、ぜひ知っておいてほしいのが各柵の特性です。設置条件に合わせてこの特性を上手に使い分けることが必要です。
1.吹溜式防雪柵(吹抜型)
道路の風上側に設置して風速を弱め、柵の前後(風上・風下)に飛雪を堆雪させることで、道路への吹き込みを防止する柵を吹溜柵といいます。吹溜柵は、防雪柵の下部をあけて風を絞ることにより、柵より離して雪を堆雪させるため、柵が埋没することなく機能を発揮することができます。この柵の特長は防雪機能の効果期間が長く、積雪の沈降力によって柵が破壊されないという点にありますが、柵風下側の雪丘の形成を考慮し、道路から有効柵高の10倍以内程度離して設置する必要があります。また設置場所を確保するため、一般的には防雪期に用地の借地を行い、仮設置しますが、毎年の設置・撤去作業及び保管場所の確保が必要となります。
2.吹払式防雪柵
空隙のない防雪板を風上側に傾斜して取り付け、広く下部をあけます。こうして下部間隙を通過する風を強く絞ることで道路上の雪を吹き払い、吹き溜まりなどの発生を防止するのが吹払式防雪柵です。2車線であれば、風上側の雪堤の成長を抑えて路面上の雪を払うので、視程障害対策として効果があります。
しかし、その吹き払い領域の長さは、柵高(通常3~4m)1.5~2倍が限度で、また風向が変わると逆効果になることもあります。
3.吹溜式防雪柵(吹止型)
下部間隙を無くし、防雪板の空隙率を10~40%に抑え、暴雪風を減速することにより柵前後に堆雪させ、道路上の吹き溜まりの発生を防止するのが吹溜式防雪柵(吹止式)です。空隙率を小さくすることにより、風下堆雪幅を柵高の2倍以下と短くすることができるので、道路と柵との間にあまり用地がない場合及び借地が困難な場所に適しています。